更新日: 2018.04.26 12:37
世界ラリークロス:元WRCドライバーのフランソワ・デュバルが17年型アウディS1で参戦
また、WorldRXへの登竜門となるRX2インターナショナル・シリーズでチャンピオンを獲得したシリル・レイモンドも、今季からスーパーカー・クラスに昇格。このベルギー戦から開幕するFIAヨーロピアン・ラリークロス選手権(ユーロRX)にフル参戦を開始する。
今季、開催未定に追い込まれたと報じられているGRCグローバル・ラリークロスにも参戦経験のあるレイモンドは、スーパーカーのドライブ自体は経験済みで、ユーロRXでのフルシーズンエントリーに向けてはプジョー208をチョイス。
さらにコンパクトな2WDのモデル群で争われるヨーロピアン・ツーリングカー・ラリークロス選手権でタイトルを獲得したスウェーデンのマグダ・アンダーソンも今季からユーロRXのスーパーカー・クラスに昇格し、同じくDAレーシングのプジョー208をドライブする。
その他、このユーロRXには多彩なドライバーラインアップが揃っており、2017年王者のマルクランド・モータースポーツ、アントン・マルクランド(フォルクスワーゲン・ポロ)を筆頭に、WorldRXに『キア・リオRXスーパーカー』でも参戦していた“チュチュ”ことルカック・コーネルが参戦。
ルノー・クリオRXを投入するG-Forsは、こちらもWorldRXのスーパーカー・クラス経験者で16、17年のアンドロス・トロフィー勝者であるジャン-バティスト・デボンと、フィンランド人のヘレ・カリオコスキーがエントリーする。
フォード・フィエスタを投入するSetプロモーションは、昨季までチームEKSのアウディS1 EKS RXクワトロをドライブしたレニス・ニテッシュが。おなじみALL-INKL.COMミュニッヒ・モータースポーツとして、代表のレネ・ミュニッヒがセアト・イビーザで参戦を決めている。