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投稿日: 2018.06.15 15:40
更新日: 2018.06.15 15:43

世界ラリークロス:セバスチャン・ローブ擁するプジョー陣営、次戦で大幅改良の208WRX投入へ


ラリー/WRC | 世界ラリークロス:セバスチャン・ローブ擁するプジョー陣営、次戦で大幅改良の208WRX投入へ

 同チームのエースを務めるローブは、現王者のヨハン・クリストファーソンを除いて今季優勝を経験した唯一のドライバーであり、現在は31点差でドライバーズランキング2位につけている。

 しかしファミンは、プレシーズンに表明した「ドライバーズタイトル獲得が今季の参戦目標ではない」との予測を、今現在でも変更する意思はない、と念を押した。

「それ(タイトル)は我々の現在の目標ではない」とファミン。「しかし、エボリューションの結果いかんでは……挑戦してはいけない、とは言わないよ」

「ヨハンやフォルクスワーゲンとのギャップがそれほど大きくならないようなら、もちろんそれ(シリーズチャンピオン)を視野に入れるのは問題ない。しかし、今季のメインゴールがそこではないことは明言しておきたい」

「今季の最大の目標は、数多くのレースで優勝を飾ることだ。明白なことに、より多くのレースでさらに勝利を挙げられれば、チャンピオンシップの状況も自ずと良くなってくるだろう」

 このチーム・プジョー・ハンセンでサードドライバーを務めるケビン・ハンセンは、先のノルウェー戦で自己ベストタイとなる4位のリザルトを記録しているが、次戦以降はローブか彼の兄ティミーがドライブしたマシンのいずれかにスイッチする予定となっている。

「ケビンは最新バージョンからはワンステップ遅れる計画となる。彼には申し訳ないが、単純に我々のキャパシティが足りない、という理由によるものだ。同時に3台の新型シャシーを製造するのは能力的に不可能なんだ」

「シーズン終了までに状況がどうなるかはわからないが、現時点ではその状況を受け入れてもらうしかないと説明している」

 WorldRX世界ラリークロス選手権の第6戦、スウェーデンのホルへ・ラウンドは6月30~7月1日に開催される。

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