「レッキで初めてステージを走ったけれど、良いコンディションの道もあれば非常に荒れた道もあった」とトルコの路面コンディションの印象を語ったラトバラ。

「今回はきっと挑戦しがいのあるラリーになると思う。スピードよりも耐久力が重要になるだろうね!」

「シェイクダウンでは最初の走行でクルマにかなり大きな衝撃を受けたから、車高をもっとも高い位置まで上げ、その状態で十分な安定性が得られるようにセッティングを変更した」

「ラリー期間中はきっとさまざまな事が起こるだろうから、冷静にミスなく走ることが重要になる。今晩の最初のステージでは、それを実践できたと思うよ」

 フィンランド、ドイチェランドを制し、今回3連勝が懸かるタナクは「今晩の市街地ステージは特に問題なく走り終えましたが、重要なのは明日からのグラベルステージだ」と気を引き締める。

「レッキの時点でかなり荒れそうだと思っていたが、今朝のシェイクダウンでそれを確信した。きっと信じられないくらい難しいラリーになるだろう」

「シェイクダウンではクルマのフィーリングはとてもよく感じられた。しかし、今回のラリーでは信頼性の高さこそが重要になる。いいフィーリングを得られれば、それがスムーズな走りにつながり最終的に良い結果に結びつくはずだ」

■2回目と3回目のあいだにコンディションが急変! ラッピ「タフなラリーになる」

 初日の走行を首位と3.5秒差の6番手で終えたラッピは「今晩の最初のSSはうまく走れたと思う」とふり返ったが、「明日以降のステージは今日とはまったく違います」と付け加える。

「シェイクダウンでのクルマの動きは良く、最初の2回は良い走りができた。しかし、その後サービスに戻りさらにもう1回走った時には、路面コンディションが劇的に変化していた!」

「きっと誰にとってもタフなラリーになると思うよ。明日からはクルマを労り、そしてタイヤの摩耗に注意して走る必要があるだろう」

 本格的なグラベルラリーが始まるデイ2は14日(金)、SS2~7の合計6SSが予定されており、この中には今イベント最長38.1kmの“チェティベリ”が含まれる。SSの合計距離は144.84km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は414.90kmだ。

ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

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