タナク「最後まで集中していい結果を持ち帰りたい」/WRC第10戦トルコ デイ3ドライバーコメント
●アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC) デイ3総合5番手
「言うまでもなく、僕たちはとても落胆している……。ランチタイムサービスに入るところでは充分なリードを広げていたし、すべてをコントロールできていると感じていた」
「SS11のスタートで、右フロントのドライブシャフトにトラブルがあることがすぐに分かったんだ。後輪の駆動の様子から、首位を賭けて戦うことはもう不可能だと分かった」
「ステージを最後まで走り終え、その間トラブルを解決するためにできることをすべてやった。進み続けることが重要で、僕たちはそうしていった」
「サービスまでたどり着いたということは、総合5位は確保できるということだ。それに明日はチームにとって重要なポイントを争うことができる。そうは言っても、本当はこのラリーでは優勝できたはずだったと思っているんだけどね」
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) デイ3総合19番手
「今日はラリーからリタイアしなければならなくなってがっかりだよ。前向きな気持ちで、首位から1日をスタートしたが、オープニングステージのゴール手前たった8キロのところで、パンクしたのを感じたんだ」
「マシンはゆっくりとしか曲がらなくなった。すると、突然ボンネットが動き始めてダンパーが飛び出て、大きなトラブルに見舞われたことが分かった。ステージを終えてマシンを修理しようとしたけれど、ラリーを続ける望みはなかったよ」
「本当にがっかりしているけれど、これもゲームの一部だし、ラリーの一部なんだ。特に今週末僕たちが直面しているようなラフなコンディションではね。僕たちにできることは、パワーステージで最大限のポイントを獲得することを目指し、日曜日に挽回するだけだ」
●ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC) デイ3総合3番手
「今日は本当に大波乱だった! 僕たちは計画に忠実に進んでいったが、それがうまくいった。昨日はほとんどうまくいかなかったけれど、今回は金曜に比べて違うラリーのような感じがしていたんだ」
「路面がよりルーズだったし、特にタイヤには厳しかったね。午後の走行では、僕たちのタイヤはほとんどすり減っていたから最後まで慎重に進まなければならなかったんだ」
「そうしたことは前のラリーで学んでいたんだが、早くに加速しすぎるとコースを外れてしまうんだ。ステージタイムを見たときはもどかしい思いがしたけれど、あれは良い戦術だったと思う」
「総合3位につけてうれしいけれど、チームメイトたちがそれぞれこのラリーでのリードを諦めなければならなかったのは残念だよ」