更新日: 2019.05.25 23:09
Mスポーツ、新型『フォード・フィエスタR2』を発表。1リッターエンジンで200馬力を発生
「この新型フィエスタR2は、とくに耐久信頼性の面で先代モデルに比べて大幅な進化を果たしており、そのことをファクトリーの全員が誇りに思っている」と語るのは、Mスポーツ・ポーランド代表のヴォダ。
「このマシンはここクラクフでデザイン・設計、製造、開発が行われた初めてのラリーカーであり、膨大な努力と情熱と熱意がこのプロジェクトを後押ししてきた。こうしてその成果が発表できるのは最高の気分だよ」
「もちろん、Mスポーツのヘッドクォーターであるイギリス・カンブリアのエンジニアやデザイナーとも緊密な連携を図り、そのコンポーネントにはWRCのトップカテゴリーで選手権を勝ち獲ったフォード・フィエスタWRCからインスパイアされたデザインも採用されている。R2規定内で許される限りの革新的デザインが採用されているんだ」
「もちろん、この『フォード・フィエスタR2』最大の哲学でありその使命は、ヤングドライバーたちの技術向上を助け、未来のスタードライバーを発掘し育成する環境を提供することにある。彼らのキャリア初期段階で技術向上を助けるべく、完璧なプラットフォームになると期待している」
この『フォード・フィエスタR2』を使用したワンメイクとなるジュニアWRCだけでなく、ERCのジュニアU27登録のドライバーや、各国内選手権にもデリバリーが予定され、ワンメイクシリーズの基礎としての役割が期待されている。