更新日: 2016.09.07 16:54
ERC:最終戦キプロスで多額賞金「ゴールデン・ステージ」構想の復活を発表
ゴールデン・ステージはキプロスの最終レグに設定される両ステージともに、ターマックとグラベルを組み合わせたミックス・サーフェスのSSとなり、ゴールデン・ステージ1と名付けられたSSは22.10km、最終SSのゴールデン・ステージ2は14.50kmとなる。
テクニカルかつ高速なゴールデン・ステージ1は、ターマック22%、グラベル78%の構成。超高速ステージとなるゴールデン・ステージ2は、ターマック14%、グラベル86%の滑りやすい路面構成になるという。
この両ステージのタイムを合算して最速を記録したドライバーに、この賞金が贈られることになる。
ERCコーディネーターのジャン-バティスト・レイは、このプランを選手権にとってのプラスだと評価する。
「これはドライバーとエントラントチームにとって素晴らしいニュースであり、キプロス当局とユーロスポーツによる多大な支援により実現したものだ。この最終ステージによって、キプロス・ラリーだけでなく今季のERCにふさわしい、スリリングなフィナーレになるだろう」
最終戦キプロスを前に、9月16-18日には第9戦となるラトビアでのグラベルイベント開催が予定されており、今季はクレイグ・ブリーンやフレディ・ロイクス、そしてコペツキーといった有力ドライバーが勝利を挙げているものの、年間を通してシリーズを追いかけてきたポーランド人ドライバー、カエタン・カエタノヴィッチが大量リードを築いていおり、この週末にもタイトルを確定させる可能性が高くなっている。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています