更新日: 2019.05.08 17:10
2019年初開催のラリー・チリ、トヨタ含む全ドライバーが「予想つかない」/2019WRC第6戦チリ 事前コメント
■トヨタ
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
「チリに関しては、今まで行ったことすらないし、どうなるのか予想できない。事前に分かることは限られているから、現地に入ってレッキで走った時に初めて、どのようなステージなのか、その全体像が見えるだろうね」
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「チリに関しては、それほど荒れた路面にはならなさそうだ。道に石はなく、路肩もとてもクリーンだと思うよ。いくつかの場所は、ドライコンディション時のイギリス(ラリーGB)の森林ステージに似ているような気がするね」
●クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)
「チリは、現地に行ってレッキをするまでは、どのようなラリーなのか正確には知ることはできない。しかし、南米のイベントではいつも熱い応援を受けているし、雰囲気も素晴らしいから、必ず良いラリーになるだろう」
■ヒュンダイ・モータースポーツ
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ラリー・チリでは誰もが未知のコースに踏み出すことになる。予測できないラリーになるはずだから、多くを期待するのは難しい。レッキで初めてステージを経験することになるが、素晴らしい挑戦になるだろう。それに新しいイベントがカレンダーに加わるのは良いことだ」
「直近の2戦で優勝した後だから、今も前向きな気持ちでいる。そしてチームは、前進するための重要な時期にある。チャンピオンシップで首位にあるということは、出走順が1番になるということだ。多くの仕事が待ち構えているが、それを楽しみにしているよ」
●アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)
「アルゼンチンでの僕たちのパフォーマンスと結果についてはとても満足している。チリに向けても同じように準備ができているよ! 誰にとっても初めての挑戦となるが、ビデオで見た限りでは、いくつか美しいステージを走ることになりそうだね」
「前回のラリーで見せたように、ヒュンダイi20クーペWRCで何が達成できるかは分かっている。目標は、同じレベルのパフォーマンスを再度発揮し、勢いをつけることだ」
●セバスチャン・ローブ(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ラリー・チリについてかろうじて知っていることのひとつは、それがグラベルイベントだということくらいだ。WRCの他の関係者たちと同じように、多くの発見をすることを楽しみにしている」
「チリという国にはあまり行ったことがない。実は一度ダカール・ラリーを観戦したことがあるだけなんだ。見た限りでは、道路は森の中を走る滑らかなグラベルで、とても流れの良いコースのようだ。面白い経験になるだろうし、カレンダーのなかでも素晴らしいイベントになることは間違いない」