■Mスポーツ・フォード
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)
「ラリー・ポルトガルは、クラシックなイベントのひとつだ。ほとんどのドライバーはここでの経験が豊富だから、誰もが首位を目指してプッシュしてくるはずだ。僕たちも含めてね」
「ポルトガルのファンは、モータースポーツへの心からの情熱を持っている。だから、誰もがこの観衆の前で好成績を上げたいと思っているよ」
「僕たちはポルトガルではつねに速さを発揮してきた。それに、チームもスピードを維持できるよう懸命に働いてくれている。この前、1日半の事前テストを行ったが、いいフィーリングを得られたよ」
「現時点でかなり接戦しているけれど、すべてがうまくいけば、またいい結果にチャレンジできるはずだ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)
「ラリー・ポルトガルは過去4回走ってきた。つまり僕にとって、(母国ラウンドの)ラリー・フィンランドの次に走行経験があるということだ」
「昨年、ポルトガルで初めて表彰台入賞を獲得したから、またその争いに絡みたい。今週末はうまくことが運ぶだろうとかなり楽観的な気分なんだ」
「金曜日は新しいSSがたくさんあるから、いちばん過酷な1日となるだろうね。硬い地肌があって、タイヤへの負担がより大きくなるはずだ」
「(出走順の早いランキング上位陣が)路面の“掃除”に苦労すれば、僕たちはアドバンテージを最大限に活かすための自信が必要となる。現時点で戦いは僅差だからね」
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)
「僕はこの瞬間のために過去10年間の人生をささげてきたから、この“山”を登る準備はできているよ! だけど、これは僕ひとりの話ではない。ここにたどり着くために多くの人々が懸命に働いてくれて、その努力が実った結果なんだ」
「チームのひとりひとりにお礼を伝えるつもりだけど、その前に、ひとつだけ集中しなければならない仕事がある」
「自分が楽しむこと以上の期待はしていない。僕は、WRカーを操縦する機会を与えられた非常に限られた人間のひとりだ。だから、何が起ころうとも、顔には笑みを浮かべてドライビングするつもりだ。関係者全員のために、何かしらポジティブな週末にしたい」
「ポルトガルでデビューするのは僕にとっても本当に特別なことだ。僕はこの国やポルト周辺のエリアを愛している。空港から出ると、本当にホームに帰ってきた感じがするんだ。もちろん、SSでのドライビングは素晴らしいけれど、この国とポルトガルの人たちの暮らしぶりが僕を安心させてくれるんだ」
■シトロエン・レーシング
●セバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)

「(事前)テストは順調だった。そこで得た結果を結果を戦いの環境に落とし込まなければならない。とにかく、ポルトガルは僕が前から気に入っているラリーだ」
「過去にここでは良い結果を出しているから、戻るのが本当に楽しみだ。チャンピオンシップで首位につけているからといって、今年のラリーが楽になるわけではないことはよく分かっているけどね」
「ここで多くのポイントを得るチャンスを掴もうというのなら、(競技初日の)金曜日、1番手出走というシチュエーションをベストな形で乗り切らなければならない。かなり短いオープニングの新ステージでもね」
「競技初日をできるだけ総合上位で終わらせるんだ。残りの週末をうまく戦うために、グラベルラリーでは重要なことだよ」
●エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)
「最初の区間は新しいステージだけれど、残りのラリーは僕が好んでいてよく知っている道路で戦うことになる。僕たちがプッシュしていけるところだ。それにここは、僕がより多くの経験を持つラリーのひとつなんだ」
「2018年大会は、土曜日も日曜日も僕たちのスピードはとても速かった。7番手の出走順を最大限活用できるように、天候がドライのままであることを願っている。そうなれば、僕たちはラリー・チリの終盤で感じたような好感触を元に進んでいける。そして徐々にペースを上げ続けるんだ」