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 チーム代表のトミ・マキネンは「オット(タナク)の今日の走りは本当に素晴らしいものだった。すべてのステージを制し十分なリードを築くなど、非常に印象的な戦いだったね」と6ステージ制覇を果たしたタナクを称賛している。

「このような困難な状況でライバルもとても速く安定していたが、オットは大きな自信を持ち、リラックスしてクルマの性能を引き出していると思う。明日は最後まで問題なく走り切るだけだが、必ず彼はやってくれるだろう」

「クリス(ミーク)は、今日の難しいステージで自信を深め、スピードも上がっていただけに、最後のステージであのようなことが起きてしまいとても残念だ」

「ヤリ-マティ(ラトバラ)は今日再出走できたことが何よりも重要で、出走順がトップだったことを考えれば、タイムは良かったと思う」

 2019年シーズン4勝目に迫っているタナクは「有利な順位につけているとは思うけど、明日は4本の難しいステージが残っているから、最後まで全力で戦い続けなければならない」とコメント。

 ミークは「最後のステージの高速セクションで、道の真ん中あたりで何かに当たって衝撃を受け、ホイールのリムが曲がり空気が抜けてしまった」とタイヤトラブルの状況をふり返る。

クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)
クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)

「このラリーは自分にとってもっとも難しいラリーになるだろうと覚悟していたけど、本当ならば明日は総合4位争いに加わっていたはずだから、とても残念に思う」

 ラトバラは「パワーステージ(のSS19)でのポイント獲得を狙う」と意気込みを明かしている。

 競技最終日となる16日(日)は、サービスパークが置かれているアルゲーロの北側で2ステージ×2回の計4SSが行われる。このうち、最終ステージのSS19はステージ上位5名にボーナスポイントが与えられるパワーステージだ。

 SS16〜19の4SS合計の走行距離は41.90km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は172.29kmだ。

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