「勝田はドイツでのラリーは初めとなるし、スペインはグラベルとターマックで構成されるラリーとなるため、とても大きな挑戦になるだろう」
「そのため、結果を追うことを目標とはせず、ドライビング技術の向上と、参戦を通してさまざまなことを学ぶことを優先させる予定だ」
WRCクラスへの参戦が決まった勝田は「まずサポートしてくださったみなさまに感謝の気持ちをお伝えしたいです」とコメント。
「4年前ラリーに転向してから、将来WRCワールドチャンピオンを獲ることを考えてラリーに取り組んできました」
「良いこともあれば、悔しかったこと、苦しかったことも沢山ありました。本当に多くの方にサポートいただき、この度大きな一歩を踏み出すことができます」
「ですが、僕にとってのゴールはここではありません」
「今年、ヤリスWRCに乗ってから徐々に手応えを掴みつつあります。近い将来WRCトップカテゴリーで戦うためにも、今は焦らず着実に経験を積み、このチャンスを無駄にしないよう、一戦一戦成長していきます」
「まだまだ夢へ向けてやるべきことは多いですが、必ず最後までやり切ります」と頼もしい宣言を残している。
今後、勝田は7月12~14日に行われるラリー・エストニア、8月1~4日のラリー・フィンランドにフォード・フィエスタR5で参戦したのち、8月22~25日のラリー・ドイチェランドでヤリスWRCをドライブする。さらに、10月3~6日のラリーGBで再びフィエスタR5をドライブし、10月24~27日に開催されるラリー・スペインでは2度目のWRCクラス参戦が予定されている。

