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 アジアクロスカントリーラリー参戦前は「ただ土の上を早く走ればいいんでしょ」と思っていたという川畑だが、1週間の戦いを終えて「ラリーの奥深さが少しだけわかった気がする」といい、ドリフトとラリーの違いも見えてきたという。

「共通するのは、強いチームには団結力がある点ですね。それはどちらも一緒です」と川畑。

「一方、運転の仕方には違いがありました。(ドリフト競技を戦う選手はタイヤが)滑った時にコントロールができるとか、滑りやすいところで速く走らせることができるのだから、ラリーでも速い運転ができるという考えは違います」

「大会期間中、クルマやタイヤを壊さないでコントロールする、いたわりを持って運転できる、プラス速さも出す……。(ドリフトとラリーの運転法について違いが)もういっぱいありすぎてわからないくらいです」

四輪部門で総合優勝した101号車いすゞD-MAX
四輪部門で総合優勝した101号車いすゞD-MAX

 四輪部門で総合優勝した地元タイチームの101号車いすゞD-MAXは、同じくタイ人コンビがドライブした総合2位の120号車いすゞD-MAXに対し、26分近いマージンを築く圧勝ぶり。総合3位には111号車トヨタ・ハイラックスが入り、いすゞ勢の表彰台独占を阻止している。

 そのほか、元ロードレース世界選手権(WGP、現MotoGP)ライダーの青木拓磨がドライブした112号車トヨタ・フォーチュナーは総合13位で完走したほか、2016年から同大会に現行型ハイラックスを投入している『TEAM JAOS』は総合7位で完走を果たしている。

 二輪部門では、3号車KTM450 EXC-Fが総合優勝。総合2位に6号車ヤマハYZ450FXを操った江連忠男、総合3位に1号車ヤマハWR450の池町佳生が入っている。

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