8月22~25日に行われた2019年のWRC世界ラリー選手権第10戦ドイツをまとめたダイジェスト動画が、WRC.comや各チームのYouTubeチャンネルで公開されている。
2019年シーズン2度目の本格ターマック(舗装路)イベントとなったラリー・ドイチェランドでは、序盤からランキング首位のオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)と優勝争いを展開。
しかし、競技中盤にヌービルがタイヤトラブルに見舞われたことでタナクが抜け出すと、これにクリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)、ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)も続いて、3台のヤリスWRCがトップ3を独占する。
結局、この3台はそのまま逃げ切りフィニッシュ。TOYOTA GAZOO Racing WRTが2017年のWRC復帰後初の表彰台独占を果たしてみせた。
また、今大会でWRC最上位クラス初参戦を果たした勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)も危なげない走りで大会を走破。ポイント圏内の総合10位に入り、WRC最上位クラスデビュー戦でポイントを持ち帰っている。
そんな激闘をまとめたダイジェスト動画がシリーズや各チームの公式YouTubeチャンネルで公開中だ。ほとんどが英語音声のみだが、これを見ればラリー・ドイチェランドをシェイクダウンから楽しめるはずだ。