前日、総合3番手だったラトバラはコーナーやブレーキング時のマシンパフォーマンスに不満を抱えながらの走行。総合4番手には留まったものの、思うようにペースを上げられず3番手ミケルセンとは33.3秒のギャップがついている。
また、前日パンクで大きく順位を落としたクリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)はSS5でライバルを17秒以上突き放す快走で後方からの追い上げを予見させたが、SS6でペースノートのミスからステージフィニッシュ直前にクラッシュ。デイリタイアで姿を消した。
総合首位を独走するオジエはSS5のヘアピンでスタック。タイムロスしたものの、そこから挽回してステージ3位を確保。

以降は、「パンクのリスクを考慮し、数秒のロスを覚悟しながら走行した」と大きなアクシデントもなく走り、母国フランス戦でのタイトル連覇達成に王手をかけている。
現地2日には今大会最長の53.78kmステージを含む2SSが行われる。
