■ヒュンダイ・モータースポーツ
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合3番手

「午前中の走行は明らかに望んでいたようなラリーのスタートではなかった。特に木曜夜にアンドレアス(ミケルセン)と同時ステージ優勝を果たした後はね」
「僕たちにとって競争力のある走行ではなかった。マシンは僕が求めるような動きをしなかったし、出走順が2番目で掃除役をしなければならない状況だったから、グリップとトラクションも欠けていた」
「激しく攻めたが、午後には流れを変える必要があった。SS5を通して素晴らしいタイムを出したが、重要なタイムを挽回できたSS6では難しいコンディションだった」
「実はステージの前にパンクしてしまい、ソフト寄りのタイヤに交換しなければならなかったんだ。考え込むようなことはせず、激しくプッシュしていった。そして最後に雨が降ったことが助けになって最速タイムを出すことができ、トップ集団での戦いに戻ることができた」
「まだラリーは終わりには程遠いが、さらにポジティブな精神で土曜日に臨むよ」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合6番手

「ある程度競争力を発揮して1日を終えることができた。今週末は競争力を出せると分かっていた。残念ながら最初のステージでのパンクのせいで、ラリーのスタートがおかしなことになってしまった」
「ここではパンクしやすいものだが、何かが起きたことにさえ気づかなかったんだ。タイヤを交換してタイムを失うよりも、ステージを終えることを選んだが、その選択は正しかった」
「多くのタイムを失ったけれど、もっと酷い状況になったかもしれなかったからね。僕は他のドライバーが悪運に見舞われるよう願うタイプの人間ではない。でもこのラリーは長くて予測がつかないから、これからもいろいろなことが起こるだろう」
●アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合5番手
「今日は素晴らしいスタートを切ったものの、残念ながら不満が残る期待外れな午後になった」
「木曜日の本当に特別な勝利にとても喜んでいた。オープニング区間では競争力を発揮できたし、素晴らしいマシンで順調にステージを進んだ。トップでの戦いをしていたし、フィーリングも良かった」
「とても複雑なラリーだから、いつアタックすべきか、いつ攻撃の手を抑えて慎重に行くか、理解している必要がある。トラブルがとても起こりやすいからね」
「午後は特にSS6で苦戦した。コンディションとタイヤ選択のせいでステージはまるで氷の上を走っているかのように感じられ、グリップがまったくなかった。マシンがスライドして多くのタイムを失ってしまった。持てる力でベストを尽くしたけどね」