2020年初優勝狙うトヨタのオジエ「走行距離を重ね、ヤリスWRCがどんどん自分のものに」/2020WRC第3戦メキシコ 事前コメント
■Mスポーツ・フォードWRT
●エサペッカ・ラッピ(フォード・フィエスタWRC)
「フォード・フィエスタWRCのステアリングを握るたび、より僕のドライビングスタイルにあったセットアップのチューニング法などを学ぶことができている」
「前戦のラリー・スウェーデンでもいくつか収穫があったし、事前テストでも作業を続けることができた。表彰台への挑戦はそれほど遠い目標ではないから、メキシコでは表彰台獲得を狙っていかなくてはならないと思う」
「フィエスタWRCには、ますます馴染んできている。ただラリー・メキシコはトリッキーで他に類を見ないイベントだ。必ずクリーンで効率的なドライビングをする必要がある」
「また、高度が高いということは、走行中のパワーが減るということだ。だから小さなミスを挽回するのに長い時間がかかる。でもフィーリングはいいから、何ができるか楽しみだ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)
「僕はこのイベントをいつも楽しんでいるし、ラリー・メキシコのステージも走っていて素晴らしいと感じるところばかりだ。ただ気温の高い高地が舞台だから、非常に難しいものになる可能性がある」
「WRカーのパフォーマンスをもってしても空気が薄いと感じるし、ここについては準備しておかなければならない。ドライビング面と肉体面の両方でね」
「僕たちは最高の形でシーズンをスタートできたわけではないが、それでもすでにラリー・メキシコに向けて集中を高めている。大会前の事前テストを終わらせたが、そこでいいセットアップを見つけることができた」
「それに過去の経験から、フィエスタWRCはラリー・メキシコでも高い信頼性とスピードを発揮すると知っている。多くのポイントを獲得できるようベストをつくすよ」
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)
「僕はラリー・メキシコの大ファンで、世界ラリー選手権に組み込まれているイベントのなかでも、ここは僕が訪れたいと思っていた場所なんだ。グアナファトの風景と色彩、そしてファンたちの熱意は、全員に特別な経験をさせてくれる。あそこへ戻るのが待ち切れないよ」
「僕は2018年の大会に参戦したけれど、今年はまったく異なる挑戦になるだろう。ラリー・メキシコを想定し、暑さのなかと高地でのトレーニングを積んできたから、肉体的な調整は問題ない」