「そんな彼らがこの初期段階でエクストリームEに加わるのは自然な成り行きだと思う。それにフォーミュラEの黎明期から培ってきたエレクトリック・レーシングの専門知識と、北米での複数のラリークロス・タイトル(GRCグローバル・ラリークロス選手権3連覇)というオフロードでのノウハウも持ち合わせている」
「これらの経験はエクストリームEへの参戦を果たす上で非常に重要な要素となる。とはいえ、このシリーズは他にはないユニークな要素が盛り込まれているがね。この大自然への挑戦はスポーツとして例外的に厳しく、技術面での革新は広範囲に及ぶ。私としても、彼らアンドレッティ・オートスポートがその新たな試練をどのように乗り越えていくか、楽しみにしている」
アンドレッティ・オートスポートの会長兼CEOであるマイケル・アンドレッティも、このユニークな電動SUV戦に向け「このシリーズ挑戦はグローバルに成長し続けるチームにとってエキサイティングな機会になるだろう」と意気込みを語った。
「我々としても、伝統的なモータースポーツと新しい革新的なレーシングコンセプトの双方において、チームの取り組みを拡大し多様化することに専念してきた」と続けたアンドレッティ代表。
「現在の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機は変化する世界を象徴しており、我々の業界も伝統的な考え方から脱却し、その新たな枠組みに適応する必要がある」
「今回の参戦発表は、モータースポーツの未来への希望と持続可能性メッセージに新たな焦点をもたらすのに役立つはずだと考えている。業界全体がこれまで以上に強くなれるはずで、チームとしてシリーズに参戦し世界各地で影響力ある遺産を残す役割を果たせることを楽しみにしている」
