ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2020.05.27 17:00
更新日: 2020.05.27 14:43

WorldRX:KYB Team JCが2020年仕様アウディを披露。シリーズはeスポーツ拡充も発表


ラリー/WRC | WorldRX:KYB Team JCが2020年仕様アウディを披露。シリーズはeスポーツ拡充も発表

 新シリーズの『WorldRX Esports』は、5月31日(日)のWorldRX Esports Abu Dhabi(ヤス・マリーナ)を皮切りに、6月21日(日)に第2戦WorldRX Esports Norway(ヘル)、連戦の同月28日(日)に第3戦WorldRX Esports Sweden(ホルヘ)、そして7月19日(日)の最終戦WorldRX Esports South Africa(ケープタウン)のスケジュールを予定する。

「ここまで実施したふたつのeスポーツ・イベントでは、ドライバーにもファンにも世界レベルの仮想RXコンテンツでその技術と勝負を楽しみたいという本物の欲求と熱意があることが示された」と語るのは、コードマスターズで『DiRT Rally』シリーズのゲームディレクターを務めるロス・ゴウイング。

「WorldRXで競う最高のドライバーが、レースウイークと同じ情熱と同じコミットメントで、DiRT Rally 2.0で競争するのを見るのは、我々にとっても本当に素晴らしい経験だ」

 その2戦では、WorldRXレギュラー勢として現世界チャンピオンのティミー・ハンセンを筆頭に、弟のケビン・ハンセン、ヨハン・クリストファーソン、ティモ・シャイダー、オリバー・ベネットらがエントリー。

 さらにモータースポーツ異種格闘技戦の彩りを加えるべく、ABBフォーミュラE選手権レギュラーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタや、元F1ドライバーのミカ・サロ、WEC世界耐久選手権でアストンマーティンをドライブし、2020年にはスーパーGTにも参戦予定のニッキー・ティームも顔を見せ、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーの元王者、“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲンはデビュー戦で表彰台を獲得するなど、数多くのスタードライバーが名を連ねた。

「この世界的に困難な期間に、ラリークロスの興奮をファンにもたらした成功には非常に満足している。今後さらにアクションを拡大できることにもワクワクしているよ」と続けたIMGモータースポーツ・イベント上級副社長のポール・ベラミー。

「この新しいフォーマットをサポートしてくれたパートナー、ドライバー、ファンに感謝し、今後さらに多くのイベントを提供できることを楽しみにしている」

 新たに始まる『WorldRX Esports』でもこれまでの参戦形態を踏襲し、WorldRXドライバーやワイルドカードのゲストに加え、予選を勝ち抜いた上位10名のプロゲーマーもセミファイナルと決勝に参戦。イベントは全22ヒートで構成され、約2時間半のコンテンツとしてシリーズ公式FacebookやYouTubeチャンネルでライブストリーミングされる。

新たに全4戦からなるシリーズ戦『WorldRX Esports』の開催もアナウンスされた


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