「我々は過去数年間にわたり、さまざまなプログラムで一緒に作業する機会を得て来たが、エクストリームEでのこの新しい冒険は両チームが再集結するのにふさわしい、もっともエキサイティングな機会と言えるだろうね」とアンドレッティ。
「どちらの組織も、モータースポーツのさまざまな分野で強力な経験を有しており、このアライアンスチームの取り組みは新生オフロードEVシリーズの第一歩から強力なコンテンダーになれると確信している」
一方、ユナイテッド・オートスポーツのチームオーナー兼代表のブラウンも「この新生オフロードチャンピオンシップは非常に魅力的に見えるし、アンドレッティと協力してそれを実現できることを光栄に思う」と、新チーム発足の喜びを表現した。
「我々ユナイテッド・オートスポーツも、ここ数年は電動レーシング・カテゴリーへの参入を検討して来たが、アンドレッティはフォーミュラE初年度からの努力によって、あらゆるノウハウや関係各所との繋がりを有している」
「新会社の設立により我々は一層緊密に協力し、両チームはエクストリームEを戦う上で平等なパートナーシップを得ることになる。新チームとともに、この新たな冒険の旅を始めることが本当に楽しみだ」
新生アンドレッティ・ユナイテッド・エクストリームEチームは、今後数カ月以内にチームパートナーや男性/女性デュオで構成するドライバーに関して発表を行なう計画で、12月に予定される最初のテストラウンドに照準を合わせ、シリーズのテクニカルパートナーであるスパーク・レーシング・テクノロジー(SRT)が設計製造を担当したワンメイク車両『ODYSSEY 21』の供給を受ける。
ウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング(WAE)社製のバッテリーや電動コンポーネントを搭載したこのマシンは、400kw(550hp)の最大出力により、車両重量1650kg、全幅2.3mの巨体を、斜度130%の登坂路でも0-100km/h加速4.5秒で“射出”するパワーを秘めている。

