「このような難しいラリーを戦い抜いて優勝することができ、信じられない気持ちだ」と語るのは、TOYOTA GAZOO Racing WRTのチーム代表を務めるトミ・マキネン。
「エルフィン(・エバンス)はノーミスで素晴らしい走りを見せてくれ、今日のステージも何の問題もなく走り切った。彼がドライバー選手権をリードし、我々チームがマニュファクチャラー選手権首位を守ったのは素晴らしいことだ」
「また、カッレ(・ロバンペラ)も経験が少ないにも関わらず、素晴らしいドライビングでチームに貢献してくれた」
「一方、セブ(セバスチャン・オジエ)に対しては本当に申し訳なく思う」
「なぜ、エンジンにトラブルが起こってしまったのか調査する必要がある。今朝は優勝争いをしていたのに、不運な週末となってしまいとても残念だよ」
表彰台圏内を走りながら悔しい結果に終わったオジエは「何が起きたのか正確にはわからないが、徐々にパワーが落ちていき、残念ながら走り続けられなくなった」と当時の状況をふり返っている。
WRCの次戦イタリアは地中海に浮かぶサルディニア島が戦いの舞台だ。今戦に続くグラベル(未舗装路)ラリーとなる第6戦は10月8~10日に行われる。


