更新日: 2020.10.08 11:36
前年ウイナーのソルド「今年も同じことを再現したい」/2020WRC第6戦イタリア 事前コメント
Translation:AKARAG
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ラリー・イタリア・サルディニアには美しい道がある。ステージは流れるような感じで幅が狭い。自然の特徴を活かしたステージは僕のペースノートシステムと、ドライビングスタイルと相性がいいんだ」
「このラリーでは僕たちはいつも速いスピードを見せてきたし、過去に2回優勝を飾っている」
「天気は、例年は夏に経験しているものとは違ってくるだろう。その点では難しくなりそうだ。特に雨が降ったらね。これまでの数年で僕たちにはステージのほとんどについて豊富な知識がある。イベントを楽しみにしているよ」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ラリー・イタリア・サルディニアは、いつもだったら暑くて過酷なイベントだ。今年のラリーはいつもよりシーズンの少し遅い時期に行われるから、難しい天気のコンディションに直面するかもしれない」
「雨の場合はラリーのコンセプトを根底から変えてしまう。だから、さまざまな状況を想定しなければならない」
「ステージは通常、高いグリップ力のある道になっているが、同時にタイヤにとっては厳しい。だからタイヤマネジメントが全体的に重要だ。このあらゆるタイプのグラベルロードでヒュンダイi20クーペWRCのパフォーマンスを披露し、優勝を争そうことを期待している」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)
「このラリーは僕にとって、とても特別なラリーなんだ。2019年のイベントの素晴らしい思い出がある。ヒュンダイ・モータースポーツと勝利を挙げたときの気持ちは決して忘れないだろう」
「今年も同じことを再現したいものだ! 通常ならステージは1回目の走行ではとても滑りやすい。路面にルーズなグラベルが多く出ているからね。そのため出走順が遅いほどクルーは有利になれる」
「2回目の走行は、グリップレベルが大幅に上がるので、タイヤにとっては過酷だ。最近マシンのテストをして良い感触をつかんだ。だから目標は優勝だよ」