そのほか、パリの会合ではパワーステージで与えられるボーナスポイントについても変更を加えることで一致した。現在はパワーステージ上位3台に、それぞれ3-2-1ポイントずつの追加点が与えられてるが、来季からは上位5台まで獲得枠を拡大。それぞれ5-4-3-2-1ポイントずつの追加点が与えられる。
また、プライベーター向けの新クラス『FIA WRCトロフィー』設立に向けた作業も開始された模様だ。このWRCトロフィーは2017年規定マシン導入に伴い、第1戦を退く現行マシンを活用するために導入されるもの。また17年型マシンは平均スピードが高まるため、主催者側には乗車するドライバーを制限したいとの意向もあるようだ。
なお、一部ではWRCトロフィー設立により、WRC3クラスが廃止されるとの報道もされているが、これについては存続されるようだ。
これらの新規則は今月末に行われる世界モータースポーツ評議会で承認された後、正式に施行される。