●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)
「モンツァは新たな挑戦になるだろう。ふたたびクルマに乗り込み、タイトルを争う最後の機会を得られたことをうれしく思う。家でシーズンの終わりを迎えるよりも、このように最後まで戦い抜く方がいいのは間違いない」
「過去、このイベントに出場した経験はないが、ビデオの映像を見た限り、サーキット内のステージは最初のイメージほど簡単ではないと感じた。グラベルのセクションも少しあり、草や泥の上も走行するようだが、ターマック用にセッティングされたマシンで走るのは簡単ではないだろう」
「土曜日のステージは素晴らしい山道が舞台となるが、天候次第では非常に難しいステージになるかもしれない。ターマックは開幕戦モンテカルロ以降走っていなかったので、今週のテストはできるだけ多くの経験を積むためにも非常に重要だ」
「失うものは何もないと思っているからプレッシャーは感じていないし、できる限りの準備をして最善を尽くすのみだ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)
「(第6戦)サルディニア以降、我々はつねに次に出るイベントの準備に集中してきた。できるだけ多くのラリーが開催され、出場できることを常に願っていたからモンツァにはポジティブな気持ちで臨めるよ」
「良い結果を残すことが必要だと理解しているし、最大の力を発揮する準備はできている。主催者から提供されたビデオを見た限り、土曜日の山の上でのステージはとてもいい感じだ。速くて流れるようなターマックのステージがいくつかあるが、この時期に走るのはかなり難しいかもしれない」
「このクルマでのターマックでの走行経験がやや不足しているのは確かだが、モンテカルロでは良いフィーリングだったし、我々のクルマがターマックで速いことは知っている」
「難しいのは、サーキット内のステージは山間部とはまったく違う点だ。だから、良いフィーリングを見つけられるようにベストを尽くし、クルマをうまくセットップしなければならないだろう」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「自分にとって、2020年は大きな学びの年だったが、ここまでのところ本当に順調だ。つねにできるだけ多くのことを学んできた。今年は完全なターマックラリーが他にないので、この路面で学ぶべきことは1番多く、モンツァは自分にとって難しいラリーになるとは思うけど、楽しみでもあるんだ」
「今週のテストは、モンテカルロ以来となるターマックでの走行だったので不思議な感覚だったけど、走る度にフィーリングは良くなっていった。1年の終わりで非常に寒かったにも関わらず、それでもタイヤのグリップレベルはとても高く、ヤリスの運転を心から楽しむことができたよ」
「(モンツァでは)グラベル路面をターマック用のタイヤで走るなど、今までに経験したことがないこともあり、自分にとっては新しいタイプのラリーになるだろう。全開でアタックし、できるだけ速く走りたいと思う」
