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投稿日: 2016.11.14 18:53
更新日: 2016.11.14 18:55

WRC:マキネンもVWドライバー獲得に意欲。「3人全員に興味がある」


ラリー/WRC | WRC:マキネンもVWドライバー獲得に意欲。「3人全員に興味がある」

WRC:マキネンもVWドライバー獲得に意欲。「3人全員に興味がある」

 トヨタのWRCワークス・プログラムを統括するトミ・マキネンが、2017年のドライバーラインアップに向けて、今季限りでWRCから撤退するフォルクスワーゲンの契約ドライバー全員にアプローチしたいと語った。

 2016年シーズンをもってWRC世界ラリー選手権からの撤退を表明したVWだが、これによりシリーズ4連覇中の王者セバスチャン・オジエを筆頭として、ヤリ-マティ・ラトバラ、アンドレアス・ミケルセンのトップドライバー3名が、移籍市場に放出される形となった。

 すでにトヨタは来季のエースドライバーとしてユホ・ハンニネンの起用を発表しているが、ハンニネンのミッションは完全なるニューマシンであるヤリスWRCの開発プログラムを遂行すること。このため、来季チャンピオンシップへの全戦エントリーが確約されている。

 また、トヨタのプログラムにおいて予算は問題とならないため、チーム代表のマキネンは元VWのワークスドライバー3名の獲得に乗り出すとみられていた。

「我々としては、あらゆる可能性について話し合う機会を検討している」と、マキネン。

「当然、あの3人のドライバーには非常に興味がある。2018年シーズンに向けてのチームビルディングが最大のテーマだが、できるだけ早い段階での成功も成し遂げたい。その意味でも、彼らの中から候補者としてチーム加入を検討するの当然だし、それが我々の希望を実現する助けになるだろうと思う」

最大の焦点はセバスチャン・オジェの去就だろう。全車テストの後に決断の厚遇も?
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VWポロR WRCを勝てるマシンに仕上げた開発能力も、各チームが欲しがる要素のひとつだ
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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