四輪市販車部門でクラス8連覇を狙うチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、三浦昂(TLC VDJ200)が総合44番手につけ、チームメイトのロナルド・バソ(TLC VDJ200)が総合45番手に。4日目も市販車部門のワン・ツーを維持している。
トラック部門の排気量10リッター未満クラスで11連覇中の日野チームスガワラは、前日のステージ3でマシンが転倒するアクシデントに見舞われた。菅原照仁がドライブする日野レンジャーは137km地点の砂丘で、フロントタイヤを軸にしたかたちで転倒。
幸い搭乗する菅原/染宮弘和/染宮弘和の3名に怪我はなかったものの、レンジャーはキャブが変形してウインドスクリーンが割れ、リヤボディも大きく損傷した。一方、パワートレインやロールバーは無事だっため、チームはビバークでの車両の修復を行い、クルマを4日目のステージに送り出した。
そんな日野レンジャーは耐久性が求められるステージ4を部門総合15番手タイムで走破し、総合順位は前日の18番手からひとつ上の17番手に。同時にクラス首位を守っている。
二輪部門では、モンスターエナジー・ホンダチームのホアン・バレダ(ホンダCRF450ラリー)が今大会2度目のステージウインを飾り、総合2番手に浮上した。
総合首位はSS5番手タイムをマークしたHTラリーレイド・ハスクバーナ・レーシングのグザビエ・ドゥ・ソルトレイ(ハスクバーナFR450ラリー)。両者の差はわずか15秒だ。総合3番手にはモンスターエナジー・ヤマハ・ラリーチームのロス・ブランチ(ヤマハWR450Fラリー)がつけている。
1月7日に行われる“ステージ5”は首都リヤドからアル・カイスマフに至るステージで、SSは全長456km。リエゾンを含めた総走行距離は662kmだ。


