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投稿日: 2021.01.07 12:19
更新日: 2021.01.07 13:15

ダカールラリー:アル-アティヤ、今大会4度目のSS優勝。日野レンジャーは前日に転倒も競技続行


ラリー/WRC | ダカールラリー:アル-アティヤ、今大会4度目のSS優勝。日野レンジャーは前日に転倒も競技続行

 四輪市販車部門でクラス8連覇を狙うチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、三浦昂(TLC VDJ200)が総合44番手につけ、チームメイトのロナルド・バソ(TLC VDJ200)が総合45番手に。4日目も市販車部門のワン・ツーを維持している。

 トラック部門の排気量10リッター未満クラスで11連覇中の日野チームスガワラは、前日のステージ3でマシンが転倒するアクシデントに見舞われた。菅原照仁がドライブする日野レンジャーは137km地点の砂丘で、フロントタイヤを軸にしたかたちで転倒。
 
 幸い搭乗する菅原/染宮弘和/染宮弘和の3名に怪我はなかったものの、レンジャーはキャブが変形してウインドスクリーンが割れ、リヤボディも大きく損傷した。一方、パワートレインやロールバーは無事だっため、チームはビバークでの車両の修復を行い、クルマを4日目のステージに送り出した。

 そんな日野レンジャーは耐久性が求められるステージ4を部門総合15番手タイムで走破し、総合順位は前日の18番手からひとつ上の17番手に。同時にクラス首位を守っている。

 二輪部門では、モンスターエナジー・ホンダチームのホアン・バレダ(ホンダCRF450ラリー)が今大会2度目のステージウインを飾り、総合2番手に浮上した。
 
 総合首位はSS5番手タイムをマークしたHTラリーレイド・ハスクバーナ・レーシングのグザビエ・ドゥ・ソルトレイ(ハスクバーナFR450ラリー)。両者の差はわずか15秒だ。総合3番手にはモンスターエナジー・ヤマハ・ラリーチームのロス・ブランチ(ヤマハWR450Fラリー)がつけている。

 1月7日に行われる“ステージ5”は首都リヤドからアル・カイスマフに至るステージで、SSは全長456km。リエゾンを含めた総走行距離は662kmだ。

モンスターエナジー・ホンダチームのホアン・バレダ(ホンダCRF450ラリー)
モンスターエナジー・ホンダチームのホアン・バレダ(ホンダCRF450ラリー)
ステージ4で2番手となったKTMファクトリー・チームのダニエル・サンダース(KTM 450ファクトリー)
ステージ4で2番手となったKTMファクトリー・チームのダニエル・サンダース(KTM 450ファクトリー)
モンスターエナジー・ホンダチームのケビン・ベナバイズ(ホンダCRF450ラリー)
モンスターエナジー・ホンダチームのケビン・ベナバイズ(ホンダCRF450ラリー)


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