「今年のダカールラリーでは、多くのステージ優勝を獲得することができた」とホール氏は続けた。
「今回成し遂げたことすべてを誇りに思うし、ナッサーとマシューのファイティングスピリットと粘り強さには、感謝してもしきれない」
「同様に、ジニエルとアレックス、シャミアとデニスも決して諦めることなく、タフなハイラックスとともに限界まで戦い続けてくれた。残念ながら勝利には届かなかったが、我々は最後まで勇敢に戦い続けた。彼らを本当に誇らしく思う」
この他、TOYOTA GAZOO Racing ダカール2021参戦ドライバーのコメントは以下のとおりだ。
■ナッサー・アル-アティヤ(No.301)
「ハイラックスとともに、四輪駆動車での最高位でフィニッシュできたのは素晴らしい結果だ。これはハードワークを続けてくれたTOYOTA GAZOO Racingチーム全員の努力の賜物で、彼らを誇りに思うとともに、とても感謝している」
■ジニエル・ドゥビリエ(No.304)
「ダカールラリー2021は我々にとっては残念な結果となった。本大会では、スタートからなかなか思うようにいかなかった」
「我々は最終日の今日の1回含め、合計24回のパンクに見舞われ、ナビゲーションでも何度か問題を抱えてしまった。また、あるときはドライブシャフトの破損にも見舞われ、大きくタイムを失った」
「とても厳しいラリーだったが、ダカールラリーを最後まで走り切れたのは良かったと思う。我々は決して諦めず、ハイラックスという素晴らしい車両で最後まで戦い続けた。ナッサーがステージ5勝、我々が1勝を挙げたことでハイラックスの強さを証明できたと思う」
「ステファン(・ペテランセル)が通算14度目、4輪部門8度目のダカールラリー勝利という驚くべき記録を成し遂げたことを祝福する。来年ふたたび戦うために我々は帰ってくるよ」
■シャミア・バリアワ(No.330)
「まだまだ経験が足りなかった。12日間を振り返ると、浮き沈みの激しい戦いだった」
「スタートで問題を抱えたが、その後はプッシュを続けた。最終ステージでもパンクに見舞われましたけど、なんとか完走することができた」
「僕自身にとって2度目のダカールを完走できたことはとてもうれしいし、TOYOTA GAZOO Racingの一員としてそれを成し遂げられたのはさらに素晴らしいことだと思っているんだ」


