同じく前日から順位を落としたカッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)は総合4番手に。3台目のヤリスWRCを駆るフィンランド人は2番手タイムを記録したSS3終了時に総合首位に立ったが、路面状況の悪化とSS4での延着による10秒ペナルティを受け順位を落とすこととなった。
総合5番手以下はティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)、ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)、アンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)と続き、総合8番手に勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)がつけている。
初日に2回のスピンを喫した勝田はこの日、徐々にペースを上げていき午後のSS6でステージ5番手タイムを記録。続くSS7では4番手タイムを記録し、前日の総合11番手から8番手に順位を上げてみせた。
1月23日(土)に迎えるデイ3は、ギャップの東側に設定された3本のSSで争われる。そのスタートはデイ2と同様に夜明け前だ。午前中に2本、ギャップでの最後のサービスののち1本のステージを走行後、選手たちは200km以上離れたモナコへと移動し最終日のラリーに備えることになる。3本のSSの合計距離は57.1km、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は491.42kmだ。




