「とくにモータースポーツのこのようなエキサイティングな変革期に、ふたりのドライバーとともにGMCのブランドを代表することは本当に名誉なことだ」と語るのは、CGRチームオーナーのチップ・ガナッシ。
「新しいGMCハマーEVは、世界がオフロードEVの性能をどのように捉えているかという点で、ゲームチェンジャーになりうるだろう。このような革新的な新シリーズでGMCを代表することを、我々としても心から誇りに思う」
GMCが世に送り出す新たな“スーパートラック”こと『GMCハマーEV』の2022年モデルは、すでに一部のトリムが予約受付を開始しており、2021年秋から本格的な生産が開始される。
この次世代EVトラックには、GMが開発したモジュラー駆動システムと独自開発バッテリーである“Ultium”が搭載され、その第1弾である“エディション・ワン”は3モーターのe4WDにより、約1000PS/11500Nmというクラス最高の出力を備える。
また、現在の充電規格でサポートされている最速の方法となる800VのDC急速充電機能に対応し、欧米で整備が進められている350kWの超急速充電の拠点を活用することが可能となっている。
現在、エクストリームEへの参戦を表明した各チームは、システムチェックや最終調整のためワークショップに戻り、2月初旬にもシリーズの“フローティング・パドック”となる元貨客船、RMS St.Helena(セントヘレナ号)に集結。
2月中旬には世界中を航海するために出航し、4月3~4日の“Desert X Prix”ことサウジアラビア・アル-ウラーでいよいよ開幕戦を迎える。その後、5月にセネガルで“Ocean X Prix”を、8月にグリーンランドで“Arctic X Prix”を開催。10月にはブラジルの“Amazon X Prix”、そして12月にパタゴニアで“Glacier X Prix”が開催される全5戦のスケジュールになっている。

