「ラリー・モンテカルロでの素晴らしいリザルトで今シーズンのスタートをきったが、チームがうまく連携しながらよく機能しているのを見て本当にうれしかった。そして今、WRCとして初めて開催されるアークティック・ラリー・フィンランドを楽しみにしている」と語るのは、2021年からチームの指揮を執るヤリ-マティ・ラトバラ代表。
「何年も前から、充分な積雪が保証されるこのイベントがWRCとして開催されたら、きっと素晴らしいものになるだろうと語られてきた」
「今年そのチャンスが突然訪れ、関係者全員の素晴らしい仕事により、短期間で実現されることになった。真っ白な雪と太陽の光により、とてもテレビ映えのする素晴らしいラリーになると思う」
チームが拠点を置くフィンランドでのイベントであるため、多少のプレッシャーもあるというラトバラだが、ヤリスWRCはそのフィンランドで開発が行われてきたことから、ラップランドのようなコンディションにおいても対応が可能だという。
「ラップランドには長くて高速なコーナーが多く、自信を持てないと大幅にタイムを失ってしまう。そのため、クルマの安定性が非常に重要だ」
「我々にとってはホームイベントであり、ヤリスWRCはこのようなコンディションのフィンランドの道で開発されてきたので、いつもより少しプレッシャーがかかると思うが、我々はそれに対応できると確信している」
