更新日: 2021.02.27 16:19
トヨタのロバンペラ「ラインが膨らみ、雪壁に突っ込んでしまった」/WRC第2戦アークティック デイ1後コメント
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合9番手
「とても困難な1日となり、理想的なスタートをきることができなかった。今晩は、もう少しトップに近い位置につけたかったというのが本音だ。ドライビングについては良いフィーリングだったが、タイムは良くなかった」
「もし気温が低ければもっと良かったのかもしれないが、残念ながら今日は今年初めてプラスの気温になってしまい、出走順が1番だった我々の助けにはならなかった」
「路面の雪はとても柔らかく、かなり不利なコンディションでの走行となり、2回目の走行でも状況は好転しなかった。明日もトライを続け、何ができるのかを確かめたいと思う」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合5番手
「自分にとっては悪いスタートではなかった。たしかに出走順は早くベストな条件ではなかったけれど、1回目のステージはクリーンに走ることができましたし、2回目も暗闇のなかでそこそこの走りができたと思う」
「同じステージの1本目と2本目では、轍が多く刻まれ、滑りやすい雪が散らばるなど路面コンディションが大きく変わっていて、とても大変だったよ」
「今日の最大の目標は、明日の出走順を少しでも良くすることだったが、それをひとまず達成できたので、明日はできる限り順位を上げられるように頑張りたいと思う」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合3番手
「最初のステージはハードに攻め、序盤はとても良かったのだけどジャンクションでミスをしてラインが膨らみ、雪壁に突っ込んでしまった。もう少しで走り抜けられたのですが、結局バックで脱出することになったよ」
「2本目のステージは雪の下から未舗装路が露出しているようなコンディションで、強いアンダーステアを感じるなどセットアップが最適でないことは序盤からわかっていた」
「その結果フロントタイヤが傷み、終盤はとても苦労した。総合3位につけているとはいえ、少し残念なスタートになってしまったが、明日までにセットアップを改善して、戦い続けられると信じている」