投稿日: 2021.03.01 11:26
更新日: 2021.03.01 12:38
更新日: 2021.03.01 12:38
ロバンペラが自己ベスト2位で選手権トップ浮上。トヨタ、WRC第2戦を終え両タイトル首位を維持
autosport web
TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより、4台目のヤリスWRCでシーズン唯一のフルスノーラリーに挑んだ勝田貴元は、最終のパワーステージでひとつ順位を上げ、前戦モンテカルロに続き総合6位でフィニッシュ。2戦連続で8ポイントを獲得した。
チーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラは「最終日、カッレ(・ロバンペラ)は総合2位を守り、パワーステージを制し彼自身とチームのために多くのポイントを獲得するなど、今回のラリーでの彼のパフォーマンスは本当に素晴らしいものだった」と20歳の同胞を称賛した。
「エルフィン(・エバンス)は総合4位を目指して頑張ったが、惜しくも届かなかった。両選手権ともに首位をキープしているので満足するべきだが当然、我々はさらに上の結果を狙っていた。今回はチームにとって“ホームラリー”だったので、優勝を期待していたんだ」
「今回はクルマのセットアップに少し苦労し、ドライバーはラリーを通して完全にはクルマに満足していなかった。いくつかのステージでは速かったが、競争力のないステージもあり、その理由を分析しなくてはならない」
今大会からの挽回を期すトヨタが挑む次なるイベントは、4月22~25日にかけて開催される『クロアチア・ラリー』だ。今戦と同様にWRC初開催となる東欧クロアチアでのイベントはフルターマック(舗装路)ラリーとして行われる。
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