・担当車両:富士スバル AMS WRX STI
・小左井勝輝
・熊本スバル株式会社 玉名店 メカニック
人気漫画の『イニシャルD』がきっかけでクルマに興味を持ち、専門学校を経て入社した小左井は、入社のきっかけとSUBARUの魅力を「AWDといえば、やはりSUBARUというイメージですし、モータースポーツをやっている会社は多いですが、クルマのカッコ良さと言えばSUBARUでした。昔のラリーの映像を見ていると、すごく迫力もありますしね」と語ってくれました。
4年前にTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZワンメイクレースのディーラーメカニックにも参加するなどモータースポーツへの興味は深く、レースとは違うラリーの現場を体験すべく今回の参加となりました。

「左リヤを担当し、締め付けチェックなどを行いました。土曜日に左リヤをヒットしてWRX STIが戻ってきましたが、経験者の皆さんが傷んだ箇所を迷うことなく作業していたのが印象的でした」
「店舗ではリフトでの作業が当たり前ですが、ラリー現場では馬台(ジャッキスタンド)をあててジャッキアップするというだけの体制でこれだけのパーツが変更できてしまう。足まわりやマフラーの変更が気づいた頃には終わっていましたし、その手際の良さ、判断力、時間内で行う作業に感動しました。ディーラーとしても点検時間をしっかり守るのが大事ですし、応急処置の仕方などは非常に勉強になります」
新しい発見や刺激ばかりで本当に楽しかったという小佐井。
「チームでのコミュニケーションも、お客様とのやりとりにも活かしていきたいですし、合間の時間も無駄な時間は一切なかったです」と多くのものを得た濃密なチャレンジを振り返ってくれました。
次戦は5月2日~3日に愛媛県久万高原町を拠点として開催される『久万高原ラリー』です。2020年大会は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となっており、2年ぶりの開催となります。ロングステージでのタイヤマネージメントも重要となるなど、これまでの2戦とはひと味違う舗装ステージでのSUBARU勢の活躍にご期待ください。


