「今日の結果には概ね満足している。戦いは非常に激しく、セバスチャン(・オジエ)とエルフィン(・エバンス)は首位のライバルを追い続けたが、とくに午後の再走ステージはとても良かったと思う」と語るのはTOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ代表。
「午前中のステージは予想していたように難しく、ステージは路面のグリップ変化が多く、ドライバーは大変だったと思う」
「しかし、サービスでセットアップを少し変更したところ、彼らはクルマに対して自信を持つことができたようだ。明日、首位に挑むために非常にいい位置につけていると思うよ」
「残念ながら、カッレ(・ロバンペラ)はこのラリーで多くの経験を積むことができなかった。彼がコースオフしたのは非常にトリッキーな場所で、このようなことは充分起こり得るものだ」
「何よりも重要なのは、カッレとヨンネが無事だったことだ。あとはただ、前に進むしかない」
ロバンペラが転落した場所で自らも危ない目に逢いかけたというオジエは「驚いたことに、そのコーナーは他よりもさらに滑りやすく、コーナリングラインがワイドに膨らみ、不運にもタイヤがホイールのリムから外れタイムを失ってしまった」とコメント。
エバンスは「完璧なラリー初日ではありませんでしたが、全体的には順調な1日だったと思う」とデイ1を振り返っている。
24日(土)に行われる第3戦クロアチアのデイ2は、引き続きサービスパークの南西エリアを舞台に午前と午後に4本ずつ、計8本のSSで争われる。その合計距離は121.92kmと今大会最長だ。


