●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ラリー・・ポルトガルはいつもWRCカレンダーのハイライトだよ。とくにその雰囲気がね。いつもステージには数十万人という観客がいるし、有名な日曜日の“ファフェ”のステージもそうだ。もちろん今年の状況は違うだろうね」
「それでもステージは素晴らしく見える。一方でそれは困難で長いラリーになるだろう。走行時間が長くやるべきことはたくさんあるが、最後に笑う勝者はひとりだけだ。優勝を争うためには最高の調子を出さなければならない」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)
「今シーズン初めてのグラベルイベントのための準備で忙しかったよ。僕たちの目標は、トリッキーで力を出し切れなかったクロアチアの週末から立ち直ることだ」
「ポルトガルの道路は一般的には柔らかくて砂が多い。一方、2回目の走行時にはかなりラフな路面になる。それぞれのマシンが通り過ぎた後のグラベルはすごく荒れるからね」
「日曜日の“ファフェ”のステージはとても特徴があってきついところだ。でも僕たち全員が楽しみにしているステージのひとつだよ。全体としてトリッキーなイベントだ。でも正面から取り組む準備はできている」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ポルトガルは僕にとっていつも特別なところだ。(母国の)スペインにとても近いからね。道路と雰囲気が本当に好きなんだ」
「これまでの年は、ステージに並ぶたくさんの観客からの特別な応援を楽しんだものだった。今年は(新型コロナウイルスの)状況のせいで同じようにはいかないようだけどね」
「でも、ともかく競技に出るチャンスをうれしく思っているよ。ポルトガルに戻ることに興奮している。僕はこのステージを気に入っているんだ。グリップが少しあるけれど“ファフェ”はとても滑りやすい。エキサイティングな週末を過ごすつもりだよ」
