●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合5番手
「いつもと同じように、今日もほとんどのステージを出走順トップで走った。もちろんベストを尽くしたが、どのステージでもタイムを失ってしまったね」
「幸いにも午後のSS7ではベストタイムを獲得したが、ルーズグラベルが多く、グラベル自体も乾いていて、今日走った中ではもっとも路面がダーティなステージだったので、まさかベストタイムを獲れるとは思っていなかったよ」
「出走順がずっとトップだったので、他の選手よりもタイヤを温存することができたのかもしれませんし、ライバルの多くがトラブルに見舞われたことも、良いタイムを出すことができた理由のひとつだと思う」
「状況は少し良くなり、少なくとも表彰台争いをできるところまでは戻って来ることができた。まだまだ上を狙うことはできると思うし、明日はもっとも長い1日で、しかも私の前に出走するクルマが何台かあるので、少し面白くなりそうだ」

●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合2番手
「長く、厳しい1日だった。新しいグラベルタイヤに慣れ、正しい選択をするのは簡単ではなかったよ」
「今朝は路面がかなり湿ってたが、ソフトタイヤの本数には限りがあった。そのためハードタイヤとミックスして装着することも多く、それもあって完全に自信を持って運転することができなかったんだ」
「しかし、他のクルマが見舞われたようなトラブルを回避できたこともあり、非常に良い順位で1日を終えることができた」
「午前中はやや安定性に欠け苦労したが、午後になると少しずつ良くなっていったので、クルマに微調整を施し明日は優勝争いに挑むよ。きっと難しい1日になると思うけど、とても楽しみだ」

●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合6番手
「全体的にはかなり難しい1日だったけど、そのなかで良いタイムを出すこともできた」
「朝の時点では、クルマのセットアップが自分に合っていないと感じていた。このようなコンディションで、新しいタイヤを履いてまだ充分な距離を走っていなかったので、方向性を掴めていなかったんだ」
「しかし、何を変えればいいのかが段々と見えてきたので、午後のステージに向けてセットアップを変更したところ良くなった。だが、タイヤに問題が発生したこともあり、タイムをロスしてしまった。それでも、1日を走り終えセットアップの方向性を理解できたので、明日はもっとうまく行くと思うよ」
