更新日: 2021.06.05 13:31
タナク快走! ソルドが続きヒュンダイ初日1-2。トヨタ最上位は3番手オジエ/WRCイタリア
シェイクダウンで最速タイム、SS8ではソルドとトップタイムを分け合うスピードをみせたティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)も1日を通じて苦戦を強いられたひとりだ。彼はまた、2度のパンクにも見舞われたことで大きくタイムを失い、トップから1分3秒差の総合5番手となった。
前戦、自己ベストリザルトを更新する総合4位となった勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)は総合6番手でラリー初日を完走した。総合7番手はWRC2リーダーのマッズ・オストベルグ(シトロエンC3・ラリー2)、総合8番手/クラス2番手にはヤリ・フッツネン(ヒュンダイi20 R5)が続いている。
トヨタのカッレ・ロバンペラは、総合2番手で迎えたSS4で右フロントサスペンションに問題を抱えてスロー走行に。前日のシェイクダウンでもマシントラブルに見舞われているロバンペラはその後、デイリタイアを喫した。
Mスポーツ勢は2台がデイリタイアに。3戦ぶりにWRCクラス復帰となったテーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)がSS1でクラッシュ。僚友のガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)も総合7番手で迎えたSS8で、トランスミッションにトラブルが発生したため戦線を離れている。
5日(土)のデイ2は今大会最長の129.62kmで争われる。サービスパークの南から西側にかけてのエリアで行われるSSの数は初日と同じ8本で、2本のステージを各2回走行した後、昼のサービスを経て別の2本のステージを各2回走行するスケジュールとなっている。午前中のSS10と再走ステージのSS12“レルノーモンティ・ディ・アラ”は、大会名物のミッキーズ・ジャンプを含む伝統的なステージだ。