更新日: 2021.09.12 13:40
トヨタ、ロバンペラとオジエが1-3維持「最終日も楽しみな1日になりそうだ」とラトバラ/WRC第9戦
TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ代表は、競技3日目の結果に満足しているという。
「今日の結果にはとても満足しているし、カッレ(・ロバンペラ)の素晴らしいドライビングのおかげで首位を守ることができた」と語ったラトバラ。
「最初の4本のステージで約40秒のリードを築くことができたのは、通常はコンマ数秒差の戦いであることを考えると本当に素晴らしいことだ。午後のステージで、カッレは確実性を重視しスペアタイヤを2本搭載して走ることを選んだが、それは非常に賢明で成長を感じさせる判断だったし、その状態でも素晴らしいスピードを保った」
「セバスチャン(・オジエ)もまた、とてもいい仕事をして3番手を守りました。チャンピオンシップを優先し、あえて2位を狙う必要はないとしても、まだ順位を上げられる可能性は残っている。エルフィン(・エバンス)は、競技2日目に起きてしまった問題を乗り越え、安定した走りをしてくれた。明日もまた、楽しみな1日になりそうだ」
アクロポリス・ラリーの最終日となる9月12日(日)のデイ4は、ラミアのサービスパークを起点に3本のSSが行われる。SS13“ターザン1”はアクロポリス・ラリーの歴史的なステージのひとつだ。
続くSS14“ピルゴス”は今大会最長となる全長33.20kmのロングステージ。最終ステージとなるSS15“ターザン2”は、トップ5タイムを記録したドライバーとマニュファクチャラーにボーナスポイントが与えられるパワーステージとなっている。これらのSSの合計距離は69.25km、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は347.10kmだ。