更新日: 2021.10.17 13:57
2番手エバンス「自信の欠如がタイムに表れてしまった」/WRC第11戦スペイン デイ2後コメント
Translation:AKARAG
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合3番手
「今朝は、クルマのいくつかの部分が改善されていた。バランスがさらに良くなり、少なくとも路面がクリーンなセクションでは運転を楽しめるようになったが、それでもタイムはあまり良くなかった」
「しかし、セットアップ作業を続け、昼のサービス後はクルマのフィーリングが良くなり始め、タイムも上がっていったので、午後に関しては良い走りができたと思う」
「残念ながら、最終ステージのヘアピンでエンジンがストールしてしまい、後方のライバルとの差はふたたび縮まってしまったが、クルマは自分に合っているし、ペースもいいので自信を持って明日の最終日に臨むことができるよ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合2番手
「今日はあまりいい一日ではなく、望んでいたようにはならなかった。タイムは決して悪くなかったのだが、明らかに昨日ほどではない」
「昨日のステージで苦労した、路面がダーティなセクションやデイ2で出走順が後方になることへの対策など、特定の領域に関してクルマを改善しようと試み、ある程度改善することはできた。しかし、その過程でクルマの全体的なバランスに影響が出てしまったんだ」
「何かを試す必要があったのだけど、うまくいかなかった。スイートスポットを見つけることができず、昨日のような良いフィーリングと自信を得ることができなかったんだ」
「このラリーではとにかく自信が重要なのだけど、今日は最高の状態ではなく、それがタイムに表れてしまった。それでも、明日もチャレンジを続けるよ」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合5番手
「昨日よりもペースがかなり向上し、大きなリスクを冒すことなく良いタイムを出すことができたよ」
「昨晩のサービスでセッティングをさらに変更したところ、霧が出ていたり、路面が湿っている場所もあるなどトリッキーなコンディションだったにも関わらず、今朝の最初のステージからいい走りができた」
「2本目のステージではスローパンクチャーが発生し、3本目のステージではかなり危ない瞬間もあったけど、全体的に午前中は非常に良かったし、クルマにも満足することができた」
「午後はインカットによりステージ上にグラベルが多く出ていて、非常にトリッキーなコンディションだったけど、その時点ですでに激しく順位を争う状況ではなかったので、大きなリスクを冒すことなく着実に走ることにした。明日は何事もなくフィニッシュすることが目標だが、パワーステージではポイント獲得を目指したいと思っている」