1.6リットル直噴ターボエンジンと最高100kWを発揮する共通ハイブリッドユニットの組み合わせにより、最大出力が500PSを超えるモンスターマシンのお披露目には、シーズンを通してGRヤリス・ラリー1をドライブするエルフィン・エバンスと、2021年にWRC史上最年少優勝ドライバーとなったカッレ・ロバンペラ、さらにTOYOTA GAZOO Racing WRT・ネクスト・ジェネレーションからの参戦となる勝田貴元が参加している。
競技車両のハイブリッド化を実現するとともに化石燃料を一切使わない100%持続可能燃料を使用することで、環境に優しい未来へのコミットメントを表明している2022年のWRCが開幕するのを前に、イベントに出席したモハメド・ビン・スライエムFIA新会長は、「FIAの新しい競技規則に対する熱意はここ数カ月の間に証明されており、今回のイベントはラリー・モンテカルロを数日後に控えたチームや自動車メーカーの勢いをさらに際立たせている」と語った。
「(車両規定の一新と)ハイブリッド技術の導入により、安全性の向上とともに新たなダイナミックなパフォーマンスが実現されるほか、ラリー1カーでは100%サステイナブルな燃料が使用される。また、シリーズの各ラウンドの運営においてもより持続可能性を高めるための取り組みが続けられている。2022年がエキサイティングなシーズンとなることを楽しみにしている!」








