●エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合26番手
「今日起きたことについては、もちろん悔しい気持ちでいっぱいだ。午前中はそれまで、全体的にうまく走れていたし、SS11も途中までは順調だった」
「しかし、ステージの難所を抜けた後、トリッキーな右コーナーでミスをしてしまった。ペースノートには情報を記していたのだけど、気がついた時にはブレーキをかけるタイミングが遅れていた。クルマは脱出が難しい場所で止まってしまったので、助けようとしてくれたファンの皆にはとても感謝している」
「その後、ステージに戻ることはできましたが、かなり大きくタイムロスしてしまった。明日のパワーステージでポイントを獲得するために、あまりリスクを冒したくなかったので、午後は少し長く感じられたよ」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合4番手
「昨日からクルマをかなり大きく変え、自分のドライビングスタイルに合ったバランスになったので、とても運転しやすくなった。セッティングをいろいろ工夫し、小さなステップを積み重ねてきたことがようやく実を結んだ」
「2本のステージでベストタイムを出せたのは本当に良かったし、とくに最終ステージは最高だった。ラリー序盤は自分のタイムを見るのが正直辛かったけど、いまは楽しんで運転できるようになった」
「大きくステップアップすることができてうれしいし、この後はさらに何ができるのかを考えたいと思う。クルマにポジティブなフィーリングを感じられるようになると、それが自信に繋がり、すべてがイージーになっていくものなんだ」
●セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合首位
「僕たちにとっては良い1日となり、昨日よりもポジティブに前進することができたし、クルマのフィーリングも全体的に良好だった。朝の1本目(SS9)はハイブリッドシステムを自分の思いどおりに使えなかったが、誰にとっても新しいシステムなので、ドライビングをうまく適応させるようにして走った」
「最後のステージでは少しクレイジーなタイヤ選択をしたが、なんとか差を拡げることができたよ。首位を争うセバスチャン(・ローブ)とは最初からずっと接戦が続いていたし、彼のことは前から良く知っているので、きっと何かやってくるだろうと予想していたんだ」
「あのような路面コンディションに対してはベストな選択ではなかったと思うが、自分としてはセバスチャンと同じタイヤで正面から戦い、どちらが速いのかを確かめたかった。積雪区間は少し難しかったが、ドライの路面ではとてもフィーリングが良く、良い走りができた。ただし、明日はまだ長い距離が残っているし、トリッキーなコンディションになる可能性もある」


