開幕戦を終えて、「クルマについて多くを学び、どう運転するのがベストか、ハイブリッドのパワーをどのように使ったら良いのかを理解できるようになりました」と語った勝田。
「今年のラリー・モンテカルロは例年よりもコンディションがドライでしたが、凍結していたり、湿っている部分があったりと、非常にトリッキーな路面でした。そのような状況でもクルマのハンドリングはとても良く、セットアップとドライビングの両方をかなり改善することができました」
「土曜日はあのようなことがありましたが、日曜日にはいいタイムが出ましたし、さらに攻められる余地があるエリアもあったので、とてもいい勉強になりました」
ドライバー育成プログラムのインストラクターを務めるユホ・ハンニネンは、「土曜日の最終ステージでのスタックは、その時点で良い順位につけていただけに、貴元にとってもちろん残念な出来事だった」とコメント。
「このラリーでは、ちょっとしたミスでも大きな代償を払わなければならないことを痛感したと思う」
「それでも、最終的に彼がこの週末に示したペースと、新しいクルマについて多くを学んだことに、私はとても満足している。すべてのステージを完走することができたのは、この最初の段階においては本当に重要なことだ」
勝田が挑む次戦WRC第2戦はシーズン唯一のフルスノーラリーとなる『ラリー・スウェーデン』だ。2月24~27日に開催される同イベントは今年、北部のウーメオーにラリーの拠点が移るため、誰にとって新しいラリーとなる。

