●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ2総合4番手
「この最後から2日目の終わりに3番手に迫ることができたから、僕たちのこれからの目標は表彰台を獲得して終わることだ。今日はできることをやった。午前中のSS13で、小さなエンジン関係のトラブルがあったせいで少しタイムを失ったが、それ以外ではうまくいったよ」
「エンジン出力が絞られていたんだ。ステージの終盤にスロットルが40パーセント以上開かなくなっていた。それで何秒か失ってしまった」
「僕は普段は大きなリスクを犯さないタイプで、状況をコントロールすることを好む。でも必要であればもう少しハードにプッシュできると感じたんだ。午後はそうしようとした。それによってかなりのタイムを取り戻すことができた。明日もそうして戦うとするよ」
●オット・タナク(#8 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ2総合2番手
「今日は昨日ほど簡単ということはなく、さらに遠くのステージ(SS11/SS15“プラタク”)を含めて、信じられないほど難しいステージがあった。午前中は雨が降るおそれがあったので、その区間ではウエットタイヤを履いたが、その賭けがうまくいったよ」
「午前中はベストを尽くそうとしたけれど、限界まで力を出す必要があるという、自信もフィーリングも感じられなかった。結局、(カッレ・)ロバンペラは強力な結果を出して見せたから、自分たちが明日何をできるか見ていかなければならない」
「ある意味では、彼がプッシュしていたのはいいことだ。なぜなら僕たちが彼にプレッシャーを与えていたことになるからね。うまくいけば、よりクリーンな1日になるだろう。夜のうちに何かを見つけることができるかもしれない。2番手の結果には満足していないが、余計なリスクを負っても効果はないから、トリッキーな瞬間を避けるようにしなければならない」
●オリバー・ソルベルグ(#2 ヒョンデi20 Nラリー1)/リタイア
「残念ながら今朝は計画どおりにはいかなかった。今日のファーストステージでは、起伏のあるマディーな左コーナーでリヤのコントロールを失い、コースオフしてしまった」
「最初のうちは大したことではなかった。リヤが少しワイドになったが、いつものようなスライドだと思っていた。でもマシンは弾き飛ばされて木にぶつかってしまった。高温のエキゾーストのせいでマシン後部から発火し、大きなダメージを負ってしまったのは不運だった。消しとめてくれた主催者には感謝している」
「起きたことは残念だが、これも僕たちの学びの一部だ。これは僕が経験したなかでももっとも難しい、クレイジーなほど困難なラリーのひとつだ。でも今ではさらに経験を積んだから、将来に向けて良い準備をすることができたよ」


