●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「今年出場する他の多くのラリーと同じように、ラリー1カーで挑む最初のグラベルラリーで、ライバルとどれだけ戦えるのかを予想するのは難しいが、事前に行なったテストではおおむねポジティブなフィーリングが得られた」
「ポルトガルは、私にとって年々楽しめるようになってきているラリーだし、昨年は優勝することもできた。今回もまた、いい結果を残せるように頑張りたいと思う」
「これからしばらくはグラベルのイベントが続くので、まずはポルトガルでいいスタートを切り、その勢いを保ち続けたいと思っている。ドライコンディションなら僕の出走順は有利なはずだが、だからといって自動的にいい結果が得られるわけではないので、集中してラリーに取り組む必要があるし、誰にとっても新しいこのクルマを、自分のものにするために努力しなくてはならない」
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「グラベルでの新しいクルマのフィーリングは全体的にとても良く、先々週に行なったプレイベントテストでは、以前よりさらに改善されていた。ポルトガルはステージがすばらしく、技術力が求められ、雰囲気も素晴らしいので個人的には好きなラリーだ」
「自分たちにとって、出走順トップでステージに臨み、路面のルーズグラベルを掃き飛ばしながら走るのは、最大のチャレンジとなるだろう。そのため、他のラリー以上に金曜日が重要になるので、できるだけ早くいいペースを掴み、それを最後まで持続させたいと思う」
「これから出るラリーで重要なのは、あまり大きなプレッシャーを感じたり、ミスを犯したりしないよう冷静さを保ち、とにかく良い仕事をすることに集中して、可能な限り多くのポイントを獲得することだ」
●セバスチャン・オジエ(#1 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ポルトガルでWRCに復帰できることに興奮している。しばらく休日を楽しんだので、新鮮な気持ちでラリーに臨むことができそうだよ。もちろん、僕としてはチームがここ数戦で勝ち続けていることをうれしく思っているし、今回はただ自分が楽しんで走り良い結果を得るためだけでなく、チームのマニュファクチャラーズ選手権連覇にも貢献したいと思っている」
「ポルトガルという国やファンの皆さんには親しみを感じている。また、このラリーでは何度も良い結果を残してきたので、僕にとってポルトガルは特別な場所だ。出走順が早くないのは自分にとって今までと大きく異なる状況なので、雨が降らずに有利なコンディションで走れることを願っている」
「グラベルでのテストは1回しか行なっていないため、ラリー本番で素早くリズムを取り戻すことが自分にとって最大のチャレンジとなるだろう。とはいえ、他の選手も新しいラリー1カーでグラベルラリーに出るのは今回が初めてなので、どこまで戦えるのか楽しみだよ」

