●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ3総合5番手
「昨日のような不利な状態を抱えて準備を整えるのはつねに難しいことだが、僕たちは決して諦めない。僕たちとチームにとって、プッシュを続けるのは重要だ。午前中は順調で、ふたつ順位を上げることができた」
「タイヤについては本当に難しかった。金曜日には掃除役になってしまったので、それを補うためにすべてのソフトタイヤを使い切ってしまったからだ。それにテクニカルトラブルのせいで計画の変更を余儀なくされた」
「今日の最初のループはやりきったが、遅れをとる時もあった。午後は表彰台に少し近づいた。アマランテのステージでは中盤に雨が降り、全体的にコンディションが変化したが、僕たちはまあまあの走りができたと思う」
「明日は皆がよく知るステージだ。天気によって面白い展開になるかもしれないが、それは誰にも分からないことだ。確かなことは、僕たちが持てる力をすべて出し切るということだ」
●オット・タナク(#8 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ3総合8番手
「今日は昨日に比べると問題は少なかったが、だからといってより簡単だったわけでもない。一部のステージはもう少し期待できそうだったが、他のステージはそうでもなかった」
「また、2回目のループはより難しいものになった。さらに掃除役をやらなければならなかったし、ハードタイヤで先頭を走るのは本当に難しかったんだ」
「ラリーを通して進歩の度合いはそれほど大きくなかった。最小限だね。僕たちはトリッキーなゲームをしなければいけない環境にあるが、いくつかのステージについては今も理解を深めようとしている。マシンがどのように挙動するかということをね。そして次に向けて良いプランを練るんだ。それが僕たちがやるべき仕事だよ」
●ダニ・ソルド(#6 ヒョンデi20 Nラリー1)/デイ3総合4番手
「まず、タカ(勝田貴元)に『おめでとう』と言わなければね。僕は3番手を全力で守ろうとしていたんだ。だが、それは不可能だった。彼はすべてのステージで素晴らしい走行をしていたからね」
「アマランテの2回目の走行(SS15)は少々不運だった。かなりの雨のなかでの戦いになり、ティエリー(・ヌービル)が差を詰めるのを許してしまった。路面が見えないことが多かったんだ」
「だからスーパーSSではハードにプッシュしなければならないと自分に言い聞かせた。最初のラウンドアバウトでは少しタイムを失ったが、最後には良くなり、競争力のあるタイムを出せた。ステージの状態は良くなっていたし、それはアドバンテージになったよ」
「明日はまた新しい日だ。3番手を取り戻すためにふたたび懸命にプッシュし、できれば表彰台でラリーを終えるつもりだよ」


