更新日: 2022.06.06 15:01
1年ぶり優勝のタナク「ハードワークは報われるということを示せた」/WRC第5戦 デイ4後コメント
Translation:AKARAG
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合41位
「ポジティブな面を見れば、今週末のチームのリザルトは強力だった。優勝は、努力を積み重ねてきたチームにとって重要な報いだ」
「僕たちの方は残念ながら、『ああすればよかった』という悔いが残るラリーになってしまった。もちろん残念ではあるけれど、僕たちはハードにプッシュし続け、限界の走行をした」
「競争力を保つためには、イベント全体で一丸となる必要がある。マシンのパフォーマンスは出ていた。100パーセントではなかったけれど、ともかく苦戦しながらも何度かファステストタイムを出せるところを見せてきた。全力を尽くしたし、少なくともパワーステージでは最大限のポイントを獲得できたんだ」
●オット・タナク(#8 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合優勝
「この勝利を手にすることができてとてもうれしい。この新世代マシンを用意するために、チームのメカニックとスタッフ全員が信じられないような努力をしてきたのを知っているからね」
「困難な時期ではあったが、ハードワークは報われるということを示すことができた。簡単なラリーではなかったので、チームはマシンが走り続けられるように素晴らしい仕事をしてくれた」
「ポルトガルから何歩か前進してきた。マシンパフォーマンスとフィーリングを改善したんだ。自信があると良い仕事ができることは間違いないよ。今後もこの方向で作業を続けていく必要がある」
●ダニ・ソルド(#6 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合3位
「チーム全体の意欲が高まる結果だ。彼らのためにまた表彰台を獲得できてうれしいよ。ポイントを獲得し、チームがチャンピオンシップで反撃に出るのをサポートするためにここにいる」
「オット(・タナク)の優勝と僕の3位入賞は、(トヨタとの)ギャップを縮める役に立った。それが今週末の目標だった。正直なところ、クレイグ(・ブリーン)とはもっと接戦をしてもよかったけれど、彼のスピードはすごかったので、僕はリスクを取りたくなかったんだ」
「とくに金曜午前はダストのせいもあって一部のステージでは少しタイムを失った。でも、僕たちはここでの目的を達成したのだから、そのことは喜ぶべきだ」