ラリーの競技3日目をワン・ツーを維持した状態で終えたTOYOTA GAZOO Racing WRTのチーム代表、ヤリ-マティ・ラトバラは次のように語った。
「午後のステージは深い轍が刻まれ、ぬかるんだ場所も多くあるなど、またしてもトリッキーな1日だったが、今日も力強く戦うことができた」
「このような変わりやすいコンディションは、どうやらカッレ(・ロバンペラ)に合っているようで、彼は本当に強かったと思う」
「エルフィン(・エバンス)もノーミスで安定していて、しかもスピードも素晴らしく、非常にいい走りを見せてくれた。だから、ここまでとても順調だと言えるが、天気はつねに変化しているし、何が起こるかわからない。このような状況下ではミスをしやすいので、最後まで集中力を高めて臨まなければならないんだ」
ラリー・エストニアの競技最終日、17日(日)に行われるデイ4は、タルトゥの南側エリアで3本のステージを各2回走行する予定となっている。最終SS24“カンブヤ2”は、ステージトップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスポイントが付与されるパワーステージだ。SS19~24の合計距離は77.98km、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は406.27kmに上る。

