「今回は路面コンディションが非常にトリッキーで、なおかつ変化が大きかったので、どうなるのか判断するのがとても難しいラリーでした」と今大会の戦いを振り返った勝田。
「そのような状況下で、ドライバーは迅速に適応しなければなりませんが、金曜日はそれができず自信を持つことができなかったので、とにかく賢く、問題が起こらないように乗り切ることを心がけて走りました。それでも、ラリーの終盤までにはかなり改善することができたと思います」
「土曜日の時点でもかなり良くなっていましたし、日曜日はクルマのフィーリングがとても良く感じられ、難しいコンディションであってもいいタイムが出ました」
「今後さらに改善すべき点を見つけなければなりませんが、次のラリー・フィンランドに向けて、セットアップやフィーリングの面で有効と思えるものを今回見つけることができたので、とても楽しみです」
WRCチャレンジプログラムのインストラクターを務めるユホ・ハンニネンは、勝田のドライビングがどんどん良くなっていった、と週末の改善を評価した。
「最終的にはポジティブな週末になった。リザルトは良かったし、貴元のドライビングもどんどん良くなっていった。彼は序盤苦戦してタイムを失ってしまったが、それでも今回もまた我慢強く走れたのは良かったと思う」とハンニネン。
一方、彼は勝田の走りにまだ改善できる部分があると言う。
「本当に難しいコンディションのラリーだったし、グリップレベルが何度も大きく変わるような状況が、彼にとってはもっとも大変だったと思う」
「まだまだ改善できる部分はあるし、次のラリー・フィンランドでも雨が降れば同じようなコンディションになる可能性があるため、どうすればもっと自信を持ってドライブできるようになるのかをこれから考える必要がある」
今大会を総合5位で終え、開幕戦モンテカルロからの連続入賞ラウンド数を7戦に伸ばした勝田。彼が臨む次のラウンドは、8月4日から7日にかけてフィンランドのユバスキュラを中心に開催される『ラリー・フィンランド』だ。
今戦と同じく超高速グラベル(未舗装路)イベントであるフィンランドは、現在フィンランドに住む勝田にとって第2のホームラリーといえる一戦となる。
