投稿日: 2017.01.18 12:48
更新日: 2017.01.19 15:19
更新日: 2017.01.19 15:19
WRC新時代の幕開け。週末の開幕戦に向け、各ドライバーが意気込み
AUTOSPORTweb
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing
今年、実に18年ぶりにWRCの舞台へ舞い戻るトヨタ/TOYOTA GAZOO Racing。ドライバーにはフォルクスワーゲン撤退で放出された強豪、ヤリ-マティ・ラトバラと、17年型マシン開発を担当してきたユホ・ハンニネンのふたりを起用した。マシンはトヨタ・ヤリス(日本名ヴィッツ)がベースのトヨタ・ヤリスWRCだ。
●ヤリ-マティ・ラトバラ
「2カ月前は、トヨタの選手として開幕戦モンテカルロに出場するとは夢にも思っておらず、とても興奮している」
「4日間のスノーテスト、1日間のグラベルテスト、7日間のターマックテストと計12日間テストを行ない、マシンの改善に取り組めたと思う。ヤリスWRCは競争力が高いと思っているが、各チームが新しいクルマで競うので、相対的に我々がどのくらいの位置にいるかは分からない」
「いずれにしても、今年は開発のための学びの年だと考えている。モンテカルロはまず完走を目指し、シーズン半ばから表彰台を狙えるようにしていきたい」
●ユホ・ハンニネン
「ラリー・モンテカルロは、過去に4度出場し、うちWRカーでは1度出場したことがある。私が最後に出場したラリーは2015年のラリー・フィンランドなので、WRCがいよいよ始まることがとても楽しみだ」
「テスト走行でのヤリスWRCにはとても良い感触を持っているが、何が起こるか分からないし、最後に参戦してから時間が経っている。モンテカルロの結果については、特に考えていないが、リラックスして競技に臨み、もちろん完走を目指したい」
「我々はまだ多くのことを学ばなければいけないが、シーズンが始まってしまえば自然に適応できると思う」