●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合4番手
「今朝は、毎回楽しんで走ることができているステージでベストタイムが出たので、いい目覚めになった。それ以外のステージに関しても午前中はおおむね順調だったよ。しかし、午後はあまりよくなかった。クルマと完全に一体化していないような感覚だったが、まだクルマが新しく、テストも限られているので、そう感じるのも当然かもしれない」
「残念なことに、午後の最後から2番目のステージで、ダンパーを壊してしまった。午後の再走ステージは路面が非常に荒れていて、大きな石が多く出ていたのだけど、それをホイールの内側に巻き込んでしまったのだと思う。だから、最終ステージに関しては、最後まで走り切るために、ただひたすら耐えるしかなかったんだ。自分の戦いは終わってしまったので、明日は順位を守り、パワーステージに力を注ぐつもりだ」
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合2番手
「今日の戦いには満足するべきだろう。このような状況では、これ以上のことはできなかったと思う。ステージは石が多く転がり、かなり荒れていたから、とにかく問題が起こらないように気をつけて走ったし、プッシュするのは簡単ではなかった」
「今朝の新しいステージでは、ペースノートの情報がやや不正確でスピードが出すぎてしまい、危ない目に遭うところだった。外側に何もなくて、当たらなかったのはラッキーだったと言える。それを除けば、クリーンな走りができていた。明日のステージは短く、誰もがよく知っているステージだから、正直なところタイム差がつきすぎていると思う」
「また、何よりもポイントを獲得しなくてはならないし、2位でも充分いい結果だと思っている。皆が優勝争いを期待していて、私自身も戦いたいとは思っているけど、堅実にならなければならない時もあるんだ」
●エサペッカ・ラッピ(#4 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合3番手
「今朝は雨が降ってきて、グリップレベルの変化に何度も驚いた。本当に一生懸命アタックしていたから、危ないシーンも何度かあったよ。最初のステージでは何秒か失ってしまったが、その後のステージはとても良く、まだ首位を争える状態だった」
「午後はコンディションが良くなり、グリップも上がってきて、とても楽しんで走ることができていた。ところが、轍でブレーキングをした際に大きな石が跳ね飛び、それがバンパーから木に当たって跳ね返り、クルマのフロントウインドウに当たって顔の前あたりに大きなヒビが入ってしまった」
「その後は視界が悪くなり、とくにクレストを越える時は先が見えなくて大変だった。それでも総合3番手につけているし悪くない順位だから、明日はポジティブな気持ちで、集中してステージに臨みたいと思う」


