TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加している地元ユバスキュラ在住の勝田は、“第2のホームイベント”を総合6位でフィニッシュ。この結果、彼とコドライバーのジョンソン、TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションは、開幕から8戦連続でポイントを獲得している。
「優勝できなかったことは、もちろん少し残念だが、もっと大きな視点で見るべきだろう。2台が表彰台に上がり、もう1台が総合4位、貴元が総合6位と、全体としては良い週末になった」と語るのは、マニュファクチャラー選手権でのリードを88ポイントに拡げたTOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ代表。
「このラリーで勝つには、余計なことは考えず、ただひたすら全開で走らなければならない。タナクは勝利のために全力を尽くして走り、素晴らしい仕事をした。一方、カッレ(・ロバンペラ)はチャンピオンシップのことも考えて戦わなくてはならなかった」
「あと少しで勝てそうだったが、彼はクレバーに自分の仕事をこなし、ポイントを持ち帰り、パワーステージを攻め切ってチャンピオンシップのリードを広げてみせた。また、ロールを喫したにもかかわらず、エサペッカ(・ラッピ)が表彰台に上ったのは本当に素晴らしいことだった」


