更新日: 2022.09.12 13:48
トヨタにとって試練の週末となったWRCギリシャ「将来に向けて改善する必要がある」とラトバラ代表
「我々にとっては非常に困難な週末となり、最終リザルトも良いものではなかった」とギリシャでの週末を振りかえったヤリ-マティ・ラトバラ代表。
「さまざまな要因が重なってこのような結果になってしまったのだが、なぜうまくいかなかったのかをこの週末から学び、将来に向けて改善する必要がある」
「今朝のエルフィン(・エバンス)のリタイアは最終日をスタートするにあたってとくに残念なことだったし、何が起こったのかすでに調査を開始している」
「一方、カッレ(・ロバンペラ)とエサペッカ(・ラッピ)のふたりが完走し、マニュファクチャラー選手権にとって有効なポイントを獲得してくれたのは良かった。また、パワーステージではさらに5ポイントのボーナスを得ることができた。カッレの走りはとくに素晴らしく、ドライバー選手権でもボーナスの4ポイントを獲得した」
「我々はまだ選手権を大きくリードしているので、次のラリー・ニュージーランドに向けてはポジティブに考えるべきだろう」
その次戦ニュージーランドは、9月29日(木)から10月2日(日)にかけて今季第11戦として実施される。2012年以来、10年ぶりのWRC開催となるグラベルラリーの路面は全体的にスムーズ。バンク状になった流れるようなコーナーが多く、運転技術が試されるラリーとして知られている。